▼ 電灯
▼ 泣く大人
泣く大人
エッセイって、その人を知りたいと思う気持ちがないと読めないのかもしれない。
物語ではなく、例えて言うなら久しぶりに会った友達が日々の日常を話してくれる。
そんなものがエッセイなのかな?と思う。
私は・・・あなたを知るたびに何故だか悲しくなる。
▼ 泣かない子供
泣かない子供
エッセイというのは、本当にその人の気持ちを取り込んでしまう。
まるで憑かれたかのように疑似体験をしてしまう。
なので、読んでてとても疲れる。
自分が本の中の話題を実体験して、まさにドキュメンタリーを自分主演で
観ているかのように・・・消耗します。
▼ 泳ぐのに、安全でも適切でもありません
泳ぐのに、安全でも適切でもありません
短編集、登場人物の背景を説明するまでもなく物語りに滑り込んでいく
そんな作風は、"江國香織さん"らしい。
ただ、続けて読み続けるには精神が少し弱ってしまうかな。。。
▼ 流しのしたの骨
流しのしたの骨
"江國作品"の中でも、とても空気の流れを感じる作品です。
「よその家」をちょっと垣間見た様な物語は、どこか懐かしいような
どこか驚きつつも、ありそうなお話は自分の昔の家族模様を思い出させます。
「人生はすべからく流転する」