▼ スイートリトルライズ
スイートリトルライズ
久しぶりに新刊と思ったら、あっという間に終わってしまいます。
いつもながらの江國さん風味…。
なんとなく時間がそこだけ止まっている様な気がしてしまう程に変わりがないですね。
お好きな人はどんどん好きになる。お嫌いな人は二度と読まない恋愛作品かもしれません。
▼ ダ・ヴィンチ・コード 上・中・下巻 3冊セット
ダ・ヴィンチ・コード 上・中・下巻 3冊セット
なんだかんだで何とか劇場公開までに読み終わったわけですけど・・・。
正直な感想…うんちくの塊な本です(笑)
キリスト教の歴史、十字軍、テンプル騎士団、レオナルド・ダ・ビンチ等々
それ系の事が苦手な方は、なんのこっちゃ?!ってお話ですね。
上巻はなかなか楽しさを感じられず…中巻でやっとエンジンが掛かります。
下巻はお話の佳境なので、なんとか満足なものですけど、どこか納得いかない感じ。
海外物の小説にありがちな完結は、なんだかちょっとだけ期待はずれだったかな。
劇場版の配役を見ましたけど、無名でも良いからイメージにあった方々を
選んで欲しかった感じです。
でもまあ小説を映画化するとこの手の言葉は、どんな作品にもありがちですよね。
トム・ハンクスさんのファンなので、私は良しですけどね(笑)
両方を鑑みると、確かに映画として映像で見てみたいとの衝動に駆られるシーンが多いです。
実はこのお話、3巻もあるのに3日くらいしか経ってないんですよね。
展開の意外性や舞台がいくつか用意されている点から言っても、きっと映画を見終わると
十分な満足感を感じられるんではないでしょうか?
話題の作品でもありますので、ちょっとだけお薦めしておきます。
▼ 星界の戦旗〈4〉軋む時空
星界の戦旗〈4〉軋む時空
現在のところ…これが最新刊。
まだこの先続くお話ですけど、実質的な新章の幕開けです。
今後の展開が楽しみなのですけど、なかなか人間模様が…特に主人公の陰が少し
薄くなったかな?(^^;
壮大な世界観の中で2人がどう活躍するかが気になります。
▼ 星界の戦旗〈3〉家族の食卓
星界の戦旗〈3〉家族の食卓
大きな責任を持つものはその責任の大きさが故、ひとりで背負わなくてはいけない。
ただ、それが必ずしも誰からも賞賛され、賛美されるとは限らない。
副題の「家族の食卓」…なんだか複雑な心境です。
▼ 星界の戦旗〈2〉守るべきもの
星界の戦旗〈2〉守るべきもの
前回の1巻からのお話は、この2巻で一段落…。
これから先、どうなってしまうのか?と、心配させられた彼の行く末が気になります。
他の登場人物達も個性豊かなので、ついつい読みふけってしまいますが…。
強気であることと、気丈であること、心が強いことは別なんだと思います。
最後の1ページでは思わず頬笑んでしまいますね。
▼ 星界の戦旗〈1〉―絆のかたち
星界の戦旗〈1〉―絆のかたち
シリーズものを読み出すと、ついついそのままどんどん進んでしまいます。
「星界の紋章」の続編「星界の戦旗」の幕開けです。
現在の所、第4巻まで刊行されています。
また、あの愛すべき主人公達の活躍をみることが楽しみです。
今回は登場人物も増え、どんどんと世界が深みを増していくようです。
SFらしさも満載…。
▼ 星界の紋章〈3〉異郷への帰還
星界の紋章〈3〉異郷への帰還
星界の紋章第3巻…一応の完結巻です。
2人の主人公にスポットを当てたこの物語は、生まれ育った環境も価値観も遺伝子さえも
違う2人の登場人物が織りなす人間模様の物語ではないか?と思います。
人は理解し合えるのか?なんて難しいことは抜きにして、楽しめる作品です。
▼ アルジャーノンに花束を
アルジャーノンに花束を
映画、TVドラマにもなった。そして多くの方々が何度も読んだ名作です。
「私もチャーリィの様に大らかな心を持ちたい。」
現在発売の文庫本には、前書き作者ダニエル・キイス氏の近況が書かれています。
あなたのとっての幸せってなんですか?
▼ 星界の紋章〈2〉ささやかな戦い
星界の紋章〈2〉ささやかな戦い
星界の紋章第2巻…もちろん1巻の続きですが、人物描写や創造星系、創造文化・・・
そんな世界観が読者を完全に世界に巻き込んでいきます。
ラフィールは、ジントは・・・なぜか魅力の有る2人組です。